引き続き、「エピローグ」の編集ドタバタドキュメントです。きちんとした計画を立てずに、難しいことをやろうとすると大変だよ!という反面教師になれば幸いです(苦笑)
これまでのざっくりしたあらすじ:
時間のない中でシーズン3「エピローグ」を複雑な構成にしてしまった管理人。まさかのリテイクも発生し、全ての音源が揃ったのが11月23日。公開予定日は12月2日。果たして音源公開に間に合うのか…!?
前回までの記事は下記のリンクからどうぞ!
2017年11月24日(金)「テッサ」仕上げ
ここに来て耳の調子が悪くなってしまう。よくストレス等で「突発性難聴」になる話を聞くが、管理人の場合は聴覚過敏状態になりがちで、特定の音域(4000~6000Hzくらい)が非常に耳障りになり、音量を下げて作業せねばならなくなる。シーズン3の最重要回(毎シーズン、エピローグよりもゲスト回最終話の方が個人的には何気に重要だと思っている)、こんなコンディションで最終調整することになろうとは…。
2017年11月25日(土)「テッサ」公開、「エピローグ」編集再開
日付変更線を超えてから「テッサ」を公開し、とっとと就寝。朝起きて、耳の調子は少しは良くなったものの、普通に音楽を聴いても耳に刺さる感覚があったので夜まで作業を止めることに。いや、この状態ならば一日以上耳を使う作業をすべきではないのだが、いかんせん「エピローグ」公開まであと一週間、やるしかない。夜、作業に復帰。取り急ぎ、この前リテイクした部分を入れていく。それから環境音の変更や、細かいガヤのセリフの位置を調整。しかし、耳の調子が悪化してしまい、この日は2時間程度の作業で終了。。。
2017年11月26日(日)「エピローグ」編集
耳の状態を考慮して、夕方から作業開始。昨日の続きからスタート。一応、今回の要注意ポイントを箇条書きすると、
・2役以上を演じているキャストさんは、一方のキャラが喋っているときは、もう片方が同じタイミングに出現しないようにする。特に、多数演じている関さんはすぐ被るので厳重注意。
・エヴァンやレイチェル、イザベルは途中からインタビューに参加する。彼らのガヤはインタビューのタイミングを考慮する
・環境音の一つに子供の声が入っているが、英語である。本編は日本語。異なる言語が混在しないよう音量に注意。
・クリスとJJの会話の最中に、JJがスコットに呼ばれ、インタビューされる流れとなる。この仕掛けが聴こえるように、ラジオの音量はあまり下げないでおく。
・とはいえ、ラジオのインタビューはレイチェルとエヴァン以外はしっかり聴こえなくても良い。
・フランクとロバートのじじい同士のケンカがうるさい(笑)ので、ガヤとして小さく処理する。
・環境音の切り替わりのタイミングに注意。風の音が気になるときがあるので、適宜下げる。
・JJのインタビュー時、エヴァン、クリス、レイチェルの野次のタイミングと位置に気をつける。
…とまあ、細かく気にすると実にキリがない。しかも公開まで残り6日。どうするんだよ、これ…と思いつつ、とりあえず細かいガヤの位置をぼんやりと決める。結果的に、最初に作って雨海さんに提出した仮編集版とはずいぶんガヤの位置が変わった。そしてインタビューも結構カットしてます(汗)。そんなこんなで、現状の状態で一度(作品)を寝かせることに。管理人は短期集中型なので、あまり根詰めないでやるのが大事だと思っています。この日も3時間くらいしか作業してないですね(苦笑)
2017年11月27日(月)「エピローグ」編集
夜なべして編集。肉を食べまくって耳の調子は回復に向かう。昨日の状態で一旦、質の悪いイヤホンで聴いたときに環境音の物足りなさを感じ、当初は1種類のみ使っていたのを、3種類を2種同時に流すことに。この日は環境音を重ねて満足して終了(平日なので諦めが早い)。
2017年11月28~30日「エピローグ」編集
すっかり夜寝る前に編集する生活サイクルになってしまった。仕事の方もかなり忙しく、腕が痛い。とはいえ、なんだかんだ仕上がって来た感。30日(木)に音の粒(各セリフの音量)を調整し、「これで完成じゃない?」と思う。とりあえず次の日、改めて会社で聴いてみることに。
(次回、最終回!④に続きます)