毎年恒例の秋の収穫祭「ハーベストフェスティバル」実行委員となったエヴァンは、JJにも参加を持ちかける。人手不足を理由に参加を渋るJJだったが、エヴァンになだめられる形で承諾することに。しかし、直後にレイチェルからの電話で舞台裏で何が起こっていたのかを知る。

収穫祭の会場「ネイチャーセンター」のスタッフであるイザベルは、JJの初参加を喜んでいた。しかし一人息子の高校卒業と独立で気落ちし、JJにも八つ当たり気味。しまいには収穫祭にも参加したくないと言い出すが…

​りんご農園の長男坊スコットは、祖父が作ったという自家製ワインを持ち込み、収穫祭で売り出すために宣伝に協力して欲しいと頼み込んで来る。しかし当のワインはアルコール度数が低く、店に出せるものではなかった。すでに瓶詰めしてラベルも貼り終わってしまったワインを売り出すべく、JJが伝授したレシピは…？

JJは収穫祭に出店するメンバーの一員として、地元ラジオ局の番組パーソナリティ、カレンの取材を渋々と受けていた。その休憩中に一杯飲んだカレンはあっという間に酔っぱらい、実は番組が存続の危機であるとを打ち明ける。

​保安官のクリスが非番の夜に立ち寄ると、収穫祭の会場付近で未確認飛行物体が目撃されたと語り出す。オカルト好きのクリスを鼻で笑うJJだが、本人は思った以上に真面目に捜査をしていた。しかし近所の猫もいなくなったことを根拠にUFOではないかと大真面目に推測を始め…

収穫祭の３週間前に出没した熊を仕留めたハンターのジェナは、夫のケヴィンと店で待ち合わせをしていたが、一向に夫の姿がなく苛ついている。屈強な肉体と強さを誇るジェナの機嫌を損ねぬよう、JJは冷や冷やしながら成り行きを見守るが、ケヴィンは現れずジェナの機嫌は悪くなる一方で…

ある晩、派手な身なりをした男がJJを訪ねてやってくる。初対面だったが店の噂を聞きつけてやってきたとのこと。その目的は収穫祭でのステージへの招待だった。すでにタチアナのステージを見ると約束していたJJは断るが、彼女の名前を聞いた途端にヴィーナスの態度が急変し…！？

​実業家でプレイボーイのヘンリーは、JJのライバル的存在であるレイチェルに一目惚れしてしまった。デートに誘うも撃沈した彼は諦めずに彼女と仲良くなりたいと願うが、かなり歳上で６度の結婚と離婚歴があるため、望みは薄い。呆れるJJだったが、ヘンリーは本気の様子で…

収穫祭二日前の晩、レイチェルは祭りを中止するようエヴァンを説得して欲しいと店に飛び込んで来る。季節外れの低気圧の予報を気にしているのだ。それだけでなく、エヴァンを雇ってからの慌ただしい日々にうんざりしているらしく、疲れきっていた。

収穫祭前日の夜、JJが祭りの参加を告げると常連のテッサは不満げにしていた。幼馴染みでいつも店に一緒に来ていた友人の転勤が決まったことにショックを受け、祭りには行かず１人になりたい気分なのだという。長年の友情の他にも様々な思いを秘めていると察したJJは、みんなで見送ってやるようアドバイスをする。そこには彼の教訓も含まれていた。