「JJ's Bar」シーズン1最終回「アリッサ、彼を探して」が公開されました!
やっとシーズン1が落ち着いてやりきった感満載の管理人ですが、一応次週にエピローグもありますので、あと少しだけお付き合いいただけると幸いですw 先に書いたように、なかなか最終回のエピソードが書き上がらず苦労したので、聞いて頂いた皆様に少しでも印象に残ったらいいなと思います。
このエピソード自体は「女がやってきて、JJが動揺する」という制約下で作ったもので、アリッサの設定も町の住人ではないこと以外決まっていませんでした。まさに書きながら考えたというのが相応しいんですが、その割に起承転結がわかりやすくて、爽やかに終わったので良かったです。編集して作品として形になったときに、少し駆け足だけれど、うまくまとまったなあと感じました。新しい音楽もいっぱい使ったし(笑)。
台本が出来てから気づいたんですが、今回の話って「他所のバーで起こった出来事」が起点になっているんですよね。特定のバーを舞台とするお話なのに、他所のバーでの出来事が最終回とか、いかにもこの企画らしいユルさというか(笑)。いかんせん、この作品は劇中での舞台と登場人物が固定されているので、キャラクター個人にとって重要なシーンはいつも本人達の言葉の中にしかないんですよね。ある意味、直接描かれていない場面についてのJJの視点とゲストの視点の擦り合わせ次第で話の構成が決まってしまうので、そこは毎度書きながら調整する必要があって。さすがに十話以上も書いていると話の内容が似通ってこないかヒヤヒヤするんですけど、シーズン1については話のネタもキャラクターも被らなかったので、そこはホッとしています。
今回アリッサをお願いした茅根さんは、他のキャストの皆様と同じく「いつか仕事をオファーしたいリスト」の中の一人で、役を演じるにあたってとても器用な方です。少年や元気なキャラから大人っぽい女性まで様々なレパートリーがある中で、「アリッサ」は少しだけ彼女の中では珍しいキャラだったかもしれません。でも知的でシャイな感じが良く出ているし、声質的にもより人間らしい感じがして好きですね。今度は違ったキャラクターを演じてもらいたいですし、もっと彼女の良さを出したいです。
それにしても、今回のエピソードを公開できて心底安心したというか、気持ち的な余裕が出来ました(笑)。配信を始めるまでは、毎週必ず音源を公開するという作業がこんなにも緊張するとは思ってもいなくて。音源を作ったら終わり!ではなくて、配信作業の他にキャストの紹介や告知も平行してやること、モチベーションを維持していくことの大変さを学びました。やはりスタッフが一人ってしんどいですね〜(今更)。次は配信するときに楽できるように、先に出来ることは全部やっておこうと思います。
シーズン2の進捗状況については…シーズン1で使わなかったストックを整理しつつ、中核となるエピソードについて検討中といったところです。なんとか10月に収録を始めたくて、スタジオは使えそうなんですけど(というか自分の休日出勤が増えそうという)、台本とキャストが揃わないことには何も動かなくて…。9月中にどれだけ台本のストックを増やせるかが課題ですが、私は切羽詰まらないと本気が出ない典型なので、ギリギリまでどうなるかわからないと思います。関係各位にご迷惑おかけします…←今のうちに言っておきますw
では、次週公開のシーズン1後日談&エンドクレジットも良かったら聞いて下さいませ!